社内情報の流出パターンと主な企業対策:10大事例で理解する

情報流出のパターンと企業が取るべき主要対策を紹介し、リスク管理の重要性を解説します。
社内情報の流出パターンと主な企業対策:10大事例で理解する

情報化社会が進む現代において、社内情報の流出は企業にとって大きなリスクです。特に機密情報や個人情報が外部に漏れることで、企業の信頼やブランド価値が大きく毀損されることがあります。ここでは、よくある情報流出のパターン10選と、それに対する主な企業側の対策について解説します。

【情報流出の主な10パターン】

1. USBメモリなど可搬記録媒体の紛失

→ 社員が業務資料を保存したUSBを紛失。

2. メールの誤送信

→ 顧客リストを社外の誤ったアドレスに送信。

3. クラウドストレージの設定ミス

→ アクセス制限をせずに外部公開状態に。

4. SNSやブログによるうっかり投稿

→ 社員が職場の写真を投稿し、ホワイトボードの社内情報が写る。

5. 退職者による持ち出し

→ 離職後も業務資料にアクセス。

6. パスワードの使い回しと漏洩

→ 別サービスで流出したパスワードで社内アカウントが突破される。

7. マルウェア感染

→ フィッシングメールによりPCが乗っ取られ、データ送信。

8. VPN設定ミスや脆弱性

→ テレワーク時の接続設定が甘く、外部侵入。

9. 業務委託先からの流出

→ 外部ベンダーの管理体制の不備によりデータ漏洩。

10. 物理的な盗難(ノートPCや資料)

→ カフェなどに放置し盗難被害。

【企業による主な対策】

1. USB利用制限と暗号化の義務化

→ 管理者権限で利用制限、使う場合は暗号化を必須に。

2. メール誤送信防止ソフトの導入

→ 添付ファイルや宛先の確認を強制する仕組みを導入。

3. クラウドアクセス管理の徹底

→ Google WorkspaceやMicrosoft 365でIP制限・2段階認証を設定。

4. SNS利用ポリシーの制定と教育

→ 社員向けにルールを明示し、定期的に啓発。

5. 退職時アカウントの即時停止

→ 組織を離れた瞬間にアクセス権を剥奪する仕組み。

6. パスワード管理ソフトの導入

→ 1PasswordやBitwardenなどの導入で使い回し防止。

7. EDRやアンチウイルスの導入

→ エンドポイント保護を強化し、挙動監視。

8. VPN設定の標準化と脆弱性対応

→ 一元化したVPNソフトの配布と定期的なパッチ適用。

9. 委託先のセキュリティ審査と契約

→ ISMS準拠などを要件としたセキュリティ条項を契約に盛り込む。

10. 物理セキュリティ対策の強化

→ PC紛失時の遠隔ロックや位置追跡機能の導入。

【まとめ】
情報流出は人為的なミスからサイバー攻撃まで多岐にわたります。企業としては「技術的対策」「物理的対策」「人的対策」の3方向からアプローチすることが重要です。セキュリティは一過性ではなく、継続的にアップデートすべきリスクマネジメントの一部です。ぜひ自社の対策を見直してみてください。

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