昨今の働き方改革の影響で、多くの企業がテレワークやリモートワークを導入しました。今後も導入する企業が増えていくと思われます。情報社会が浸透した現在、私達はインターネットを通して、さまざまな情報を取得、活用しています。
しかしその中には、悪質な怪しいサイトも存在します。本人はそんなつもりがなくても、会社の情報を漏洩してしまう危険性があるのです。そこでリモートワークでも、社内PCやスマートフォンを安心して利用するためのセキュリティ対策が注目されています。それが「エンドポイントプロテクション」です。
当記事では、エンドポイントプロテクションとは何か、導入すべき理由、特徴についてご紹介しますので、ぜひご参考下さい。
1. エンドポイントプロテクションとは
エンドポイントプロテクションとは、サイバー攻撃からエンドポイントを保護するためのセキュリティ対策です。エンドポイントとは、「終点、末端」を意味し、パソコンやタブレット、スマートフォンなど末端の機器が含まれます。
今やクラウドを通して、遠隔地からでも自由に情報を扱えます。社内セキュリティの強化だけではなく、社外へ持ち出す端末(エンドポイント)のセキュリティも強化する必要があるのです。
「エンドポイントプロテクション」は、社内だけではなく、エンドポイントやそこに保存された情報の保護も視野に入れたセキュリティ対策です。
2. エンドポイントプロテクションの需要が高まっている背景
急速に注目されるようになったエンドポイントプロテクションですが、これらを推し進めた背景や要因は多数あります。ただ他社企業がやっているから導入したのでは、他人任せのセキュリティ対策になってしまいます。
なぜエンドポイントセキュリティを導入する必要があるのか、背景や理由を理解するようにしましょう。エンドポイントプロテクションの需要が高まっている背景として、以下3つの要因が挙げられます。
・リモートワークやテレワークの増加
・高度なサイバー攻撃の増加
・情報損失・漏洩が企業に甚大な被害を与える
2-1. リモートワークやテレワークの増加
テレワークという言葉が認知されるようになったのは、2010年に打ち出された「働き方改革」からです。2020年、政府による緊急事態宣言を受け、急速に導入が進みました。
場所や時間を選ばないこの新しいワークスタイルは、宣言解除後も継続している企業は多く見受けられます。
2-2. 高度なサイバー攻撃の増加
情報技術の発展とともに、私達は多くの情報を手軽に早く入手できるようになりました。発展したのは、情報技術だけではありません。マルウェアやランサムウェアなどのサイバー攻撃も年々手口が巧妙化してきています。
従来のセキュリティサービスでは、増加するサイバー攻撃のパターンに対応できなくなってきているのが現状です。
2-3. 情報紛失・漏洩が企業に甚大な被害を与える
エンドポイントプロテクションを導入する一番の要因と言えます。先に述べたサイバー攻撃による情報紛失や漏洩は、企業に甚大な被害を与えます。リモートアクセスを狙った攻撃も、2019年から2020年までの1年で3.4倍増えたという調査結果も出ています。(※総務省・サイバー攻撃に関する最近の動向)
企業イメージの低下、顧客との関係の悪化など、一度起きてしまった場合、改善・回復に莫大なリソースや時間を割くことになります。そういったリスクを未然に防ぐために、エンドポイントプロテクションを導入する企業が増えているというわけです。
3. エンドポイントプロテクションで可能なセキュリティ対策
エンドポイントプロテクションでは、エンドポイントである機器とその機器の情報を保護してくれます。エンドポイントプロテクションは具体的に以下の機能が備わっていることが多いです。
・既知のマルウェアを機械学習により検知する
・振る舞い検知で未知のマルウェアを検知する
・侵入したマルウェアを検知・拡散防止・除去する
・スパムメール対策でマルウェアの侵入を防ぐ
・エンドポイント、メールなどのデータを暗号化し、流出後の悪用を防ぐ
エンドポイントプロテクションを検討する際の基準として参考にして下さい。
4. エンドポイントプロテクションなら「EXOセキュリティ」が安全
迫りくるサイバー攻撃。そのリスクに備えて、エンドポイントのセキュリティを強化する必要があります。しかし、どのエンドポイントプロテクションを選べばいいか迷いますよね。会社の経営者・担当者はセキュリティを強化したいが、費用もなるべく抑えたいと思うはずです。そこで当記事では、エンドポイントプロテクションに特化したセキュリティ対策ソフト「EXOセキュリティをご紹介します。
主な特徴としては5つ挙げられます。
・AIとクラウド分析技術を活用したアンチマルウェア機能
・新種のランサムウェアにも対応
・悪質なサイトへのアクセスを遮断、ブロック
・リモートアクセスによりセキュリティ対策
・低価格で簡単に導入可能
この他にもたくさんの特徴があり、「EXOセキュリティ」はエンドポイントセキュリティ対策において必要な機能を十分に網羅しているためおすすめです。
まとめ
今回は、今後求められるエンドポイントセキュリティ対策「エンドポイントプロテクション」についてご紹介しました。ますます増えるセキュリティリスクに備え、企業も徹底してセキュリティ対策を講じる必要があります。
その中でも、エンドポイントプロテクションは、リモートワークやテレワークにおいて企業が優先すべきセキュリティ対策と言えます。社員が安心して業務をできる環境を構築し、生産性の向上を図りましょう。